防水スプレーを吸い込む事故に注意しましょう!(2022年6月更新)
2022年6月6日
防水スプレーを使用する機会が増える梅雨の時期は、例年 日本中毒情報センター 中毒110番への相談件数が増えます。
過去には、1992年から1994年のスキーシーズンに、防水スプレーを室内等で使用して吸い込み、呼吸困難や肺炎等で入院する事故が多発し、中毒110番には多くの相談が寄せられました。これをきっかけに、厚生省(当時)、製造事業者等により、防水スプレーの安全対策が取られ、その後も見直しが行われています。しかしながら、中毒110番には現在でも「防水スプレーを吸い込んでしまった」という 問い合わせが毎年数十件寄せられています。 2020年および2021年は、新型コロナウイルス感染症の流行により外出の機会が減ったことも影響してか、問い合わせは減少しましたが、今後、防水スプレーを使用する機会が増えれば、事故も増える可能性があります。
防水スプレーを吸い込む事故では、健康な成人であっても、入院を必要とした例は少なくありません。使用者、周囲の人ともに絶対に吸い込まないように、次の点に注意して使いましょう。
・使用前に製品表示、特に「使用上の注意」をよく読んで使用しましょう。
・マスクを着用し、必ず風通しの良い屋外で使用しましょう。
・周囲に人、特に子どもなどがいないことを確認してから使用しましょう。
・マスクを着用し、必ず風通しの良い屋外で使用しましょう。
・周囲に人、特に子どもなどがいないことを確認してから使用しましょう。
詳細については、下記PDFファイルをご参照ください。