帰省先での子どもの誤飲事故に注意しましょう!

2023年8月10日

新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和を受け、今年は小さい子どもを連れて実家に帰省するという方もいると思います。中毒110番では8月、特にお盆の時期に祖父母宅で起きた子どもの事故の相談が増加します。

祖父母宅は、子どもにとって普段見慣れない、興味を引かれるものが多くあります。また、普段大人だけで暮らしている家庭では、誤飲対策が十分に取られておらず、思わぬ事故が起きることがあります。中毒110番では、祖父母などが使用している薬の誤飲の相談が多く、特に血圧降下薬、糖尿病用薬、催眠鎮静薬などは、子どもにとって少量でも危険な場合があり注意が必要です。

事故防止のために以下の点に注意しましょう。
  • 帰省する側は、子どもは身の回りにあるものを何でも口に入れること、特に医薬品は危険であることを、祖父母や親戚に事前に伝えましょう。
  • 子どもを迎える側は、誤飲する危険があるものを、子どもから見えない場所、またはイスや台を使っても届かない場所に保管しましょう。床に設置したホウ酸団子などは一時的に片付けましょう。
  • 子どもの滞在中は、周囲の大人が子どもの行動に気を配り、目を離さないようにしましょう。

詳細については、下記PDFファイルをご参照ください。