ギンナンについて
【10月の話題】
日本中毒情報センターでは、ギンナンについて、2016年は21件の問い合わせがあり、特に10月~1月に事故が発生しています。
ギンナンは夏から秋にかけて種子が黄色く熟し、外種皮を取り除き、固い殻の中にある部分を食用にしますが、
一度に多く食べると嘔吐、けいれんなどの中毒症状が出現することがあります。
食用部分にはビタミンB6の働きを阻害する有毒成分(4-o-メチルピリドキシン)が含まれますが、熱に安定で、加熱調理しても消失しません。
食欲の秋ですが、美味しいからといって食べ過ぎないよう十分注意しましょう。
![](https://i0.wp.com/www.j-poison-ic.jp/wordpress/wp-content/uploads/171030.gif?resize=371%2C288&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.j-poison-ic.jp/wordpress/wp-content/uploads/171030_2.gif?resize=401%2C293&ssl=1)