プールでの塩素による中毒事故について

新聞報道によると、2017年6月27日(火)午前7時40分ごろ、宮城県の小学校でプールの機械室で塩素ガスが発生し、教諭1名が吸入して病院に搬送される事故が発生しました。
教諭が消毒剤を別のタンクに誤って入れたため化学反応が起き、ガスが発生しましたが、プール周辺に児童や他の教諭はいなかったとのことです。

プールで凝集剤のポリ塩化アルミニウムと消毒剤の次亜塩素酸ナトリウムを誤って混合し、有害な塩素ガスが発生する事故は少なくありません。これらの薬品を取り扱う際には、注意が必要です。